【母の日】母と私

母への感謝の気持ちを綴ってみました。母へ届け!

【母の日】母と私

幼児の頃、母はいつも忙しかった。
うちは農家だったので、母は畑仕事をしているか、家事をしているかのどちらかで、いつも動いていた。
雨の日は好きだった。
雨の日は農作業がないので、昼過ぎはいつも母がおやつを作ってくれたからだ。
ドーナツ、かりんとう、まんじゅうなどなど…。
形はいびつだが、とても美味しかった。

小学校の頃、母はいつも忙しかった。
そのころ農家ではあったが、酪農に転じたころだった。
母も父も、家族みんなが忙しかった。
母は畑仕事を手伝ってと言った。
手伝うとお小遣いをくれた。
とても嬉しかった。


中学校の頃、母はいつも忙しかった。
酪農一本になったので、牛のお世話や乳しぼりが大変だった。
牛の数が増えるにつれ、母もわたしも家族も忙しかった。
母はすごい人だ。
人一倍働く人だ。
父もすごい人だが、母も負けず劣らずすごい人だと思った。
母のようになりたいと、この頃思った。

高校生の頃、母はいつも忙しかった。
わたしは、何か面白くない日が続いた。
すべてが嫌になった日が続いた。
高校卒業したら、家を出てくんだって誓った。
なぜだろう。
とにかく、そう思って高校卒業と同時に家を出た。

なんだかんだと結婚して今がある。
子どもを持って母の苦労が手に取るようにわかる。
今こそ、心から言える。

お母さん、ありがとう。
いつも見守ってくれて、ありがとう。
必要な時に背中を押してくれて、ありがとう。

わたしは、本当に幸せな実家生活を過ごすことができました。
生涯の宝物です。

母へ  感謝の気持ちを込めて

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